1000万パワーズ結成
FIREというと独身のイメージがありますよね。でもちょっと違うと思います。
私の場合は結婚していなかったらFIREなんてとてもしていなかったです。
私は将来の事なんてあまり深く考えずに26歳でさっさと結婚しました。大学を卒業してサラリーマンとして就職してまだ3年。それまでは好き勝手遊んで余った分くらいしか貯金くらいしかしていなかったので、結婚式と新婚旅行と新生活の準備で貯金はほとんど残りませんでした。
が・・・結婚してちょっと経った時に、ガンガン貯金が増えていっている事に気が付きました。
何か間違っているんじゃないかと不安になったくらいです。
当時は私と妻は違う会社で働いていて、お互いに比較的良い会社の正社員だったので結婚すると福利厚生が凄かったんですね。独身の時にはなかった住居手当、配偶者手当・・・しかもそれがダブルで入ってきます。結婚する時はそんな所を計算には入れていませんでした。というか、お互いの収入なんて知らなかったですしね。
給与明細を照らし合わせて計算すると二人の給与や手当合計で1000万円を超えていました。
1000万パワーズの結成です。
あれ?出費が減ってる?
出費も劇的に減りました。
嫁は一人暮らし。私は実家暮らしでしたが家賃プラス食費くらいの額を家に入れていました。
それが当時住んでいたアパート一軒分ですむようになります。
一人暮らしよりは広い所に住みますが2倍にはなりません。よく覚えていませんが7万円くらいだったでしょうか?
ガス代、水道代、電気代、電話代・・・一人暮らしでも二人暮らしでも基本料は変わりません。これもよく考えれば当たり前の話なのですが、使用料が増えても料金が倍になるわけではないんです。電気代なんて二人でも一人でも同じ部屋にいれば変わりませんから。
そうなると一人頭で割るとガクンと出費は減ってるんですね。
これも完全に予想外でした。
結婚相手の価値観
嫁は定時で帰れる仕事をしていたので、毎日料理を作ってくれました。
私も結婚前は仕事が終わったら外食したり、パチンコしたりでとにかく浪費しまくっていたのですが、嫁が家で料理して待ってるので会社からまっすぐ家に帰るようになりました。
この頃はよく家でTV番組見てました。あとウルティマオンラインっていうMMOを毎日のようにやってました。要は暇だったんですね。
毎週のデート代もほとんどかからなくなりました。週末は出掛けるんですが「釣った魚に餌はやらない」じゃないんですが、お互いに逃さない為に見栄を張る必要がなくなったんでしょうね。
あとは単純に家で二人でいるのも楽しかったです。
私は浪費家だったのでお小遣い制度を採用しました。
嫁に給与口座の通帳とキャッシュカードを預けて、月初にお小遣いを貰うシステムです。
家計を預かる元々節約家だった嫁の生活に引っ張られて徐々に私も節約志向になっていった気がします。
リタイアを視野に入れる
そんな生活をしていたらそりゃもうガンガン貯金が溜まっていきました。結婚して2年経たないくらいで貯金が1000万円を超えました。まだ投資はしていません。単に銀行に貯金していました。
子供が出来た頃だと思いますが、嫁が45歳でのリタイアプランを話したことを覚えています。
当時はFIREなんて言葉はまだありませんでした。夢物語ですね。
でも嫁の中では何らかのイメージはあったみたいです。
引き寄せの法則では有りませんが、このイメージの共有があってこそ現在に至るわけです。
ね?結婚も悪くないでしょう??
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